異文化コミュニケーション

3年前にビジネス英語クラスを取って半年ほど勉強していたのですが、その際

オランダの異文化研究の第一人者ホフステードという学者の研究資料を題材に

異文化コミュニケーションを学びました、その資料がとても面白かったので紹介します。

 

ホフステードは、1980年代に世界50カ国以上のIBM社員を対象に国民性を計り

4つの次元(のちに2つ追加された)で国別の文化の違いを表しました。 

 

  1. 権力の格差     Power Distance (PDI)
  2. 個人主義 vs 集団主義    Individualism versus collectivism (IDV)
  3. 男性らしさ vs 女性らしさ  Masculinity versus femininity (MAS)
  4. 不確実性を避ける傾向値  Uncertainty avoidance (UAI)
  5.  長期志向 vs 短期志向 ※後に付け足された指標  Long-term versus short-term orientation (LTO)
  6. 身勝手 vs 自制 ※後に付け足された指標    Indulgence versus Restraint (IVR)
 
 

 例えば、日本と中国を比較すると。
 

 

  1. 権力の格差     日本54:中国80
     (日本はほぼ平等で、中国の国民は不平等感や権力者に社会が左右されている考えている)
     
  2. 個人主義傾向    日本46:中国20
     (日本はほぼ平均で、中国は集団主義傾向が強い)
     
  3. 男性らしさ 日本95:中国66
     (日本は男性主義国家として世界から見てもトップにランクイン、中国も高いスコア)
     
  4. 不確実性を避ける傾向 日本92:中国30
     (日本は不確実性を好まない=変化を好まず、法規制を多くし、秩序を重んじる、に対して、中国はチャレンジ志向)
     
  5.  長期志向 日本80:中国118
     (日本および中国ともに高く、特に中国はトップレベル、人間関係の付き合いなど含め長期的リレーションシップを好む傾向が強い)
 

 30年以上も前の資料ですが、文化も60年周期でみれば根源的なものは変わらないのかも。

働く国をグローバルに考えれば、個々人のパーソナリティにあった国をこの調査をもとに探せるのでとても面白いと思います。 

 

他にも多くの国別スコアがあります、2国間比較もできるのでこちらからどうぞ→ホフステードの文化次元のスコア